機能性表示食品対応素材⑦

カネカ機能性関与成分 還元型コエンザイムQ10

還元型コエンザイムQ10とミミズ真空乾燥粉末を配合したサプリメント『とこはな』の連載です。

 

医療品として、サプリメントとして幅広い分野で活用されている

コエンザイムQ10。

日本では生産方法の確立や有効性・安全性などの研究を世界に先駆けて進めていました。

そして、困難とされていた『還元型コエンザイムQ10』の開発に、世界で初めてカネカさんが成功。

体内で直接働く優れた有効性が認められ、世界中で広く支持されています。

 

『コエンザイムQ10』は生命維持・活動に必要なエネルギーを作ります。

細胞内に存在するミトコンドリアで作られ細胞の活性に欠かせない成分です。

このエネルギーが不足すると細胞の機能低下・細胞数の減少などが起こり結果、老化や疾病につながることに!

また、活性酸素を取り除く高い抗酸化作用を持つ成分です。

この活性メカニズム(運動)を繰り返すことを【ATP反応】と言います。

 

年齢差があるように見える双子、実年齢以上に老けて見える方、年代以上に運動量が低い方などは体内の『コエンザイムQ10』の量が少ないことが報告されています。

 

医薬品で処方される場合は主に、心臓疾患の患者さんへ使われており、心臓の働きを助けてくれます。

今回、カネカが開発に成功するまでは『酸化型コエンザイムQ10』のみでしたが、これからは『還元型コエンザイムQ10』の2種類存在することになります。

 

ポイント!!

実は体内で作られるコエンザイムQ10は『還元型』です。

酸化型のコエンザイムQ10を摂取した場合、体内で一度(還元型)に変換してから効果を発揮します。

つまり、酸化型を体に取り入れた後に一度(還元型)に変換しないといけません。

変換する時にエネルギーを消費するため、活性が弱っている人や体力が減少している人などは少量の(還元型コエンザイムQ10)しかできず吸収率は約20%と報告されています。

 

今回のまとめ!

『還元型コエンザイムQ10』は変換の必要がないため、体内にそのまま吸収され細胞にダイレクトに働きかけることが可能になりました。

酸化型コエンザイムQ10で実感が少なかった方々も実感できる成分。

それが『還元型コエンザイムQ10』です。